キューバ ハバナ旅行3日目 ハバナ散策続編&アメリカ帰国編

キューバのハバナ旅行3日目。今日でカンクン4泊、ハバナ2泊の年末旅行も最終日。

今朝も朝食会場でブッフェ形式のごはんを食べて、チェックアウトをして荷物を預けてから旧市街へ。

Havana Club博物館
まずはタクシーでハバナクラブ博物館へ。
ここはラム酒で有名な博物館です。キューバに来るまではあまり飲んだことのなかったラムですが、モヒートにすっかりはまってしまいました。
ハバナクラブは元はホセ・アレチャバラ(José Arechabala)が1878年に設立したブランドだが、キューバ革命を機に国有化されアレチャバラ家はスペインに亡命したそうです。その後、フランスのペルノ・リカール社とキューバ政府が折半して出資し、ハバナ・クラブ・インターナショナルを設立したというのが経緯のようです。
ラムはサトウキビを原料として作られる蒸留酒ですが、実際に簡単な機械を作って絞っている実演もありました。
この博物館、内部の見学ツアーもあるようですが、ネットでの事前予約または当日博物館の受付での予約が必要です。(料金は7CUC)
昨晩ホテルから予約を試みましたが、Wifiの接続状況が悪く事前に予約ができませんでした。
帰国のために12時前にはホテルに戻らないといけないため、結局ツアーには参加出来ず、博物館内のショップでハバナクラブ7年と4種類のハバナクラブが入った小瓶のセット・さらにハバナクラブのガラスカップを購入しました。
後で考えたらハバナのホセ・マルティー空港の免税店でも買えるものでしたので、後で買ってもよかったです。
前述の通りフランスのペルノ・リカール社が販売しているため、世界中で買えるものらしいので、どうしてもキューバで買う必要もなかったのかもしれません。ただキューバと仲の悪いアメリカでも買えるのかな?
ハバナクラブ博物館を後にして、タクシーで旧国会議事堂(カビトリオ)に向かいました。
旧国会議事堂(Capitolio Nacional)
ラ・アバーナ・ビエハ地区とセントロ・アバーナ地区の境にあるとても目立つきれいな建物が旧国会議事堂(カビトリオ)です。アメリカの国会議事堂をモデルに建てられたとあって、ワシントンDCにある国会議事堂とそっくり!建築は1929年だそうです。
こちらの内部見学はガイドツアーに参加する必要があり、時間と曜日が決まっています。
私達がキューバに行った2019年12月時点では、火曜日・金曜日・土曜日は10時・11時・13時30分・14時30分・15時30分の1日5回。水曜日と日曜日は10時・11時・12時30分の1日3回です。月曜日と木曜日は定休日。
ツアー時間は約45分で、オーディオガイドを聞きながら、職員の方が先導して、15人くらいのグループで移動します。
料金は10CUCでした。
私達は10時少し過ぎた頃に着いたため、もう10時のツアーには参加出来ないかと思っていたところ、
「階段下のチケット売り場でチケットを買ってきたら、今からでも参加出来るよ」
と言われ、急いでチケットを買って無事参加出来ました。
入るとまず大きな像が。
こちらの彫像は台座と像を合わせて15メートルもの高さがあるらしく、世界で3番目に巨大なものとのことです。
その後、15人くらいのツアーメンバーと一緒に、とても親切な若いキューバ人のお兄さんさんが誘導してくれて、建物内を順次見学していきます。この職員さんも「英語が苦手だ」と言ってましたが、言葉は片言の英語同士でも、とても親切な雰囲気と笑顔で大変好感が持てました。5歳の娘もすぐになついて、お兄さんにずっと付いて回ってました。
建物内の部屋はどこもとてもきれいで20世紀初めのキューバの経済状況を物語る立派な建物でした。
今でも実際国会で使われているようでした。
奥さんがどうしても行きたかった所みたいですが、入れて本当によかったです。
内部見学ツアーのみとなりますので、旧市街に来られた際は計画を組んでぜひ見学してみてください。
見学を終え、ホテルに戻ってスーツケースをピックアップして空港に向かいます。
キューバ出国&アメリカ入国
キューバに来る前は期待半分、心配半分でしたが、街の雰囲気、人のやさしさ&明るさ、社会主義の独特の雰囲気、治安の良さに大満足でとても記憶に残る旅が出来ました。
残るは無事アメリカに入国出来るかです。日本に住んでいる日本人なら全く問題無いでしょうが、私達アメリカにVISA持ちで来て住んでますので、何かややこしいことになってVISAに傷でもつくと大変です。最後までそわそわとした気持ちが拭えない所はありながら帰国の途につきました。
中南米を中心にいろんな所に飛んでいるんですね~。
チェックインカウンターは何やら無機質でだだっ広い所でした。
乗り慣れたデルタ航空でアメリカに帰ります。
Sky priorityですが、なぜか運悪く一般のレーンより長く待たされました。タイミングなんでしょうけど・・・。
私達の順番が回って来ても、アメリカ入国組だからかいろいろ手続きに時間が掛かりました。特に問題は無かったのですが。
その後、保安検査・出国審査と問題なく通過し、ゲートに向かいます。
どの国の空港でも今やゲートを通過する際はチケットやスマホのバーコード読み取りですが、キューバは全て手作業でリストと照合している感じでした。
そのためか飛行機に乗っても何度も何度も人数を数え直しているようで、飛行機の出発が30分ほど遅れました。
アメリカのアトランタ「ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港」に戻って来ました。さあいよいよ入国審査です、と思いきや年末だからか見たことの無い長蛇の列が・・・。ここから2時間以上入国審査を待たされました。
ようやく入国審査の順番が回ってきましたが、「どこに行って来たの?→メキシコとキューバ」「どこに住んでいるの?→アトランタ」と至って普通の質問をされただけで、あっさりと入国完了です。
何の心配も必要無かったようです。
アメリカ駐在中のみなさん、何の心配もありませんので、ぜひキューバ行って下さいね。
飛行機のチケットも安いですし、アメリカと国交が回復したら一気にアメリカ化していく可能性がありますので、今のうちに50年以上前にタイムスリップした世界をぜひ体験しに行ってみて下さい。
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