グランドサークル国立公園トリップ、３つ目の国立公園はザイオン国立公園（Zion National Park)に行ってきました。
ブライスキャニオンと同じくザイオン国立公園もユタ州に位置しています。
フードゥーという赤い岩の尖塔群が、まるで自然の作った芸術作品の様に美しかったブライスキャニオンから、次は無数の巨大な岩のビッグスケールな国立公園であるザイオン国立公園へ。
ザイオン国立公園について
YouTube動画
ザイオンもYouTube動画を作ってみました。
ビッグスケールなザイオンの魅力が視覚的に伝わりやすいと思います。
時間が無く、手っ取り早く「ザイオンってどんな所？」を知りたい方もぜひご覧ください！
アクセス
私達はブライスキャニオンからアクセスしました。
ザイオンとブライスキャニオンは一緒に行かれる方が多い様です。
約１時間３０分ということで比較的近い距離ですが、ザイオン国立公園の入り口で渋滞すると、この時間はかなり変わってきます。（他の国立公園も同様でゲートで大渋滞という状況を頻繁に目撃しました。）
また駐車場もザイオン国立公園の知名度に比べるとそこまで大きくなく、私達も駐車場内でうろうろと駐車スペースを見つけるために時間がかかってしまいました。
旅程に余裕が無い方は、出来るだけ朝早くに到着するのがおすすめです。
また多くの方がグランドサークルを訪問する際のゲート空港としているラスベガスからは、約２時間３０分という距離です。
あとグランドキャニオン（サウスリム）からは約４時間、アンテロープキャニオンからは約２時間という距離となっています。
公園入口までのドライブ
数あるグランドサークル内の国立公園でも、公園入口までのドライブが最も楽しいのがザイオン国立公園というのが私の実際に行ってみた感想です。
どうしても旅の日程が十分ではなく、公園内に立ち寄ることが出来ないという方は、この道をドライブするだけでもザイオン国立公園の半分くらいは楽しめるのではないか、という程の素晴らしい巨岩の数々をドライブしながら見ることが出来ます。
気候
ザイオン国立公園とブライスキャニオン国立公園は、同じユタ州南部の国立公園で１時間３０分程の距離ですが、気候はかなり違います。
ブライスキャニオン国立公園は２千メートル以上の標高に位置し、私達が行った４月にはまだ雪が残り、日の出・日の入りの時間にはマイナスの気温になっていたのに対し、同じ日のザイオン国立公園は半袖・短パンという服装でした・・・。
ザイオン滞在は日中ですので気温が高かったということもありますが、だいたい最高気温・最低気温ともに１０度位は違う様です。
服装の準備は入念に・・・。
トレイル
ザイオンには初級者から上級者まで楽しめるトレイルがあります。
上級者用のトレイルは滑落など危険なポイントも多いそうです。
ウォッチマン
キャニオンオーバールック
オブザベーションポイント
エンジェルスランディング
ナローズ
ザイオン国立公園の有名なスポットの１つがナローズ（The Narrows）。
高い岩の壁に囲まれた川岸のないバージン川という川の中を歩いていく場所で、川の奥の場所に進んで行くと、どんどん岩の壁の距離が狭くなっていき、空も見えない場所にたどり着くこの場所は冒険心をくすぐられること間違いなしです。
川の中は歩きずらいため、サンダルではなくスニーカーを持参しましょう。
また、夕立など雨が降る天気予報の場合は、急に水かさが増えることもあるそうですので、こういう天気の場合はあまり奥まで行かない方が懸命です。
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まとめ
グランドサークル屈指の人気国立公園の１つであるザイオン国立公園。
巨大な岩の数々は、大きいだけではなく、形や色も様々で、どれもカメラの被写体になります。
正にアメリカというスケールと、グランドキャニオンやブライスキャニオンとはまた異なる美しさを併せ持った国立公園です。
ナローズまで行く場合はもちろんのこと、ゲートまでのドライブ、トレイル歩きもゆっくりと時間をかけて周りたい場所です。