イタリア旅行10日目。
ミラノへ向かう電車の時間まで、ヴェネツィアを散策します。
旅程
ホテルで荷物を預けてから、ヴェネツィアの街を散策します。
まずはサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会でヴェネツィアの街を一望し、その後街歩きをしながらゴンドラに乗ります。
2日目:シンガポール観光 機内泊
3日目:イタリアミラノ到着、チンクエテッレへ リオマッジョーレ泊
4日目:チンクエテッレの村を散策、ローマへ ローマ泊
5日目:バチカン美術館、パンテオン、トレビの泉、スペイン広場 ローマ泊
6日目:サンピエトロ大聖堂、コロッセオ、フォロロマーノ、ナポリへ ナポリ泊
7日目:アマルフィ、ポジターノ ナポリ泊
8日目:サンテルモ城、サンタキアラ教会 ヴェネツィアへ ヴェネツィア泊
9日目:ブラーノ島、ムラーノ島、 ヴェネツィア泊
10日目:サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、ゴンドラ、 ミラノ泊
11日目:ドゥオモ、ガレリア、 帰国(イタリア→シンガポール→日本)
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
サンマルコ広場近くの船着き場から1番の船に乗って対岸にある教会に向かいます。
前日寄ったものの、コッポラに登る時間はすでに終わっていたため、再度の訪問です。
このサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会のコッポラから見るヴェネツィアの街の景色がとてもきれい、という情報を耳にしましたので楽しみにしてやってきました。
コッポラからの絶景ヴェネツィア一望ビュー
案内によると30分ごとに登れるということで、チケットオフィスという案内板の前でしばらく待つことに。
ところが時間の11時近くになっても一向にチケットオフィスが開く気配なし。
本当にこの場所であっているのか不安を覚えながらも、11時になると小さな扉が開き中からスタッフのお兄さんが出てきて受付開始。
チケットオフィスといっても他の観光地にあるようなカウンターもなく、お兄さんにお金を支払って購入終了。
チケット代は8ユーロ(2024年8月時点)で、子供は年齢を言ったわけではありませんが無料でした。
他にお客さんもなく、私達家族3人のみがお兄さんに先導されてコッポラを登っていくという予想外の展開に。
もっとたくさんお客さんがいると思っていましたが、あまり知られていない穴場なのか?
ローマのサンピエトロ大聖堂のコッポラと同様に、せまい階段を登っていきます。
結構な狭さですので、大柄な外国人の方とかは難しいのでは?というような階段でした。
5分ほどかけて登ってコッポラの展望台?に到着。
ヴェネツィアの街を一望できる素晴らしい景色がそこには広がっていました。
人も少なく、運河を挟んで向かい側に位置する教会のコッポラからの眺めですので、いわゆる「ヴェネツィア」の風景が見渡せます。かなりおすすめです。
ヴェネツィアの街を散歩
ヴェネツィアの街は目的なく歩いても楽しいです。
狭い路地を歩いてまわる感じですのでGoogle Mapを見ていても迷いますが、それもまたヴェネツィアの魅力です。
画家
歩いていると路上で絵を描いている画家のおじさんに会いました。
シンプルながら、きれいな色合いの絵で、青の濃淡だけで描かれた絵もありました。
しばらく話ししていると、日本の絵をとてもリスペクトされていて、日本は素晴らしい、日本人も大好きという話しをしていただきました。(あやしい持ち上げ方ではなく。)
絵も純粋にきれいでしたので購入しました。
おまけをつけていただき20ユーロで3枚の絵を購入させていただきました。
迷路の様に入り組んだ街
ヴェネツィアは小さな島にぎっしりと建物が並んだ街ですので、写真のような細い道がほとんどです。
路地に並ぶレストランやお土産物屋を見ながらゆっくりと散策できると楽しいですね。
ゴンドラ
ヴェネツィアと言えば運河を優雅に漕ぐ「ゴンドラ」を思い浮かべる方も多いと思います。
この旅のフィナーレとも言える体験をヴェネツィアでの滞在の最後にしました。
ゴンドラの乗り方
ゴンドラ乗り場は運河沿いのあちこちにありますので、そんなに困ることは無いと思います。
どこか思いついたところで乗るも良し、比較的涼しい朝方や夕方を狙って乗るも良いと思います。
料金は一律で30分90ユーロ(2024年8月時点)となっています。
ゴンドラ乗り場にも記載がありますし、おそらく一律料金ですので、ぼったくられる心配は無さそうでした。
イタリアは基本的にチップのいらない国ですが、最後に降りる際に2ユーロほど気持ちを渡すのがゴンドラに乗る際の流れのようですのでお忘れなく。
30分間のゆったり船旅
ヴェネツィアではヴァポレット(水上バス)、モーターボート(水上タクシー)に乗りましたが、それらはあくまで移動手段。(もちろん観光用途でもOK)
同じ船だから、高いから、という理由でゴンドラに乗らないのはもったいないです。
ゴンドラですと、ヴァポレットやモーターボートでは入れない狭い運河、低い橋の下も通れます。
何より水面から近い場所に座りますので、見えるヴェネツィアの景色も違います。
あとスピードがゆったりしているのも良いですね。
ヴェネツィアの建物は、運河側にも入口があるところが結構あって、そういった発見もゴンドラならではでした。
最後の都市ミラノへ
ヴェネツィアでゴンドラを楽しんだ後は、船でJWマリオットに戻りチェックアウトと少し軽食を食べて、預けていた荷物をピックアップして、また船でヴェネツィアに戻りました。
サンマルコ広場前のヴァポレット乗り場から2番の船に乗って、鉄道駅の「サンタルチア駅」へ向かいます。
ヴァポレットですので途中あちこち寄りながらですが、最後に運河からの景色をゆったり見ながら駅まで向かいました。
サンタルチア駅からはイタロに乗車、サンタルチア駅からミラノ中央駅まで約4時間の移動です。
ビジネスクラスシートという3列シートでゆったりとした席に揺られながら快適に移動できました。
今回の旅行では、移動は主に鉄道で「トレニタリア」という国鉄と、「イタロ」という私鉄に乗りましたが、噂通り個人的な感想もやはり「イタロ」が快適でした。
ミラノの宿泊は中央駅近くのヒルトン
ミラノでは駅近くのヒルトンに宿泊しました。
大きなスーツケースを持っての旅行ですし、子連れでもありますので、主要駅の近くというのはやはりかなり便利でした。
(ローマでもテルミニ駅前に宿泊)
主要駅近くは治安が良くない、という話しも聞いていましたが、ローマもミラノもそんなに治安の悪さを感じることはありませんでした。
もちろん日本とは違いますし、夜遅くに出歩いたというわけではありませんので、用心をしながらであれば全く問題ないように感じました。
ミラノでの夕食
ミラノでの夕食はヒルトンから歩いて4分ほどの「Osteria Fara」というレストランに行きました。
こちらもGoogleで評価の高いお店でした。
店に入ると、イタリア人らしい元気で明るいおじさんが席に案内してくれました。
このレストランでも日本語を交えて話しかけてくれました。(日本人観光客は少ないらしいですが)
レストランにはピザを焼く石窯があり、良いにおいがレストランに漂います。
イタリアと言えばピザですが、ナポリ風・ローマ風・ミラノ風とそれぞれ違った特徴がありますので面白いですね。
もう1つミラノといえば「カツレツ」
ミラノだからどの店にもある、というわけではなさそうですので、カツレツ目当ての方は事前にチェックして行ってみてください。
最後にしっかりデザートのクリームブリュレとティラミスをいただきました。
どれもおいしく、イタリア旅行の「最後の晩餐」として良い締めのレストランでした。
スタッフの方もどなたも気さくで、対応も良く、日本語を交えて話しかけてくれましたので、そういう点でもおすすめのレストランとなりました。
イタリア旅行の記事一覧
1日目:シンガポールで途中降機
2日目:シンガポールのマリーナベイ散策
3日目:イタリア到着 チンクエテッレ
4日目:チンクエテッレからローマへ
11日目:ミラノ観光 ドゥオモ・ガレリア