イタリア旅行8日目:サンテルモ城、サンタキアラ教会、ヴェネツィアへ

イタリア旅行8日目。

今日は午前中ナポリ市内を散策し、午後はヴェネツィアへ移動します。

旅程

午前中ナポリのサンテルモ城とサンタキアラ教会を訪れた後、ホテルをチェックアウトして、ライアン航空でヴェネツィアへ向かいました。

ヴェネツィアでは水上タクシーでホテルにチェックインし、夕暮れを楽しんだ後レストランで夕食を楽しみます。

1日目:出発日(日本→シンガポール) シンガポール泊
2日目:シンガポール観光 機内泊
3日目:イタリアミラノ到着、チンクエテッレへ リオマッジョーレ泊
4日目:チンクエテッレの村を散策、ローマへ ローマ泊
5日目:バチカン美術館、パンテオン、トレビの泉、スペイン広場 ローマ泊
6日目:サンピエトロ大聖堂、コロッセオ、フォロロマーノ、ナポリへ ナポリ泊
7日目:アマルフィ、ポジターノ ナポリ泊
8日目:サンテルモ城、サンタキアラ教会 ヴェネツィアへ ヴェネツィア泊
9日目:ブラーノ島、ムラーノ島、 ヴェネツィア泊
10日目:サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、ゴンドラ、 ミラノ泊
11日目:ドゥオモ、ガレリア、 帰国(イタリア→シンガポール→日本)

 

ナポリ市内散策

昨日はアマルフィ海岸に1日いましたので、まだナポリ市内をまわれていません。

午後はヴェネツィアへ移動するため、今日は足早に午前中ナポリ市内を散策します。

ガレリアウンベルト1世

サンテルモ城には、ホテルから5分ほど歩いた場所にあるケーブルを使って向かいました。

途中ナポリの有名スポットの1つ「ガレリア・ウンベルト1世」に立ち寄りました。

ガレリアとは、アーケードのことで屋根のあるショッピングモールのような場所となっています。

ガレリアとしては有名なミラノの「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」がありますが、ナポリのガレリアはそれと比べるとこじんまりとしているものの、美しいショッピングモールでした。

おいしそうなデザートのお店もあり、時間があればゆっくり立ち寄るのも良いと思います。

ケーブル駅

サンテルモ城は丘の上にあるため、ケーブルカーを利用して向かいました。

ショッピングモールの「ガレリア・ウンベルト1世」から歩いてすぐの所にケーブルカーの駅がありました。

ほぼトンネルの中を走るため景色は車内から見えませんが、こういうバスや電車とも違う乗り物に乗るのは楽しいですね。

サンテルモ城

ケーブルカーで丘の上まで登り、Google Mapを頼りに歩いてサンテルモ城へ向かいました。

元はサンテルモ城の近くにある国立サン・マルティーノ美術館からのナポリ市街の眺めが良いということで向かったのですが、その手前にあるサンテルモ城からの景色があまりにきれいだったため、時間も無いこともありサンテルモ城のみに立ち寄りました。

ここからのナポリの景色は絶景ですので、ナポリ観光ではぜひともおすすめしたい場所です。

ナポリの象徴「ヴェスヴィオ火山」も見えます。

「おにのパンツ」という歌を知っている方は多いと思います。

これは替え歌ですが、元は「フニクリ・フニクラ」という「ヴェスヴィオ火山」の登山列車のCMソングだったそうです。

「行こう、行こう、火の山へ♪」という有名な歌が、この「ヴェスヴィオ火山」のことを歌っているとは全く知りませんでした。

ただ、この登山列車は1944年の噴火で廃線となっているようです。

サンタキアラ教会

サンテルモ城を出て、今度は往路と違うケーブルカーでナポリの街にくだります。

ケーブルカーの駅から少しナポリ市内を歩いて向かいます。

ナポリの街は、これまで訪れたイタリアの街とは異なり、多くの落書きがあったり、洗濯物が干してあったりとなかなか庶民的な街で歩いていても楽しいです。

ただ、おそらく雰囲気的にも夜はあまり出歩かない方が良さそうです。

 

しばらく歩いてサンタキアラ教会に到着しました。

この教会は中庭がとても綺麗で有名な場所となっています。

サンタキアラ教会(Chiostro di Santa Chiara)は、14世紀に建てられたゴシック様式の教会で、ナポリの歴史的中心部にあります。
フランシスコ会修道士とクララ会修道女のために建設され、教会内には美しいマヨルカ焼きの装飾が施された庭園や、考古学博物館も併設されています。

サンタキアラ教会の中庭

 

ヴェネツィアへ

足早に散策したナポリ市内でしたが、やはりもっと時間があればなーという場所でした。

ナポリ市内もそうですし、ポンペイ遺跡・カプリ島の青の洞窟・ヴェスヴィオ火山とまだまだ行きたい場所が豊富な地でした。

ゲーテは「ナポリを見てから死ね」と言ったそうですが、まだまだ「ナポリを見た」とは言えませんので、またいつか再訪できることを願ってナポリをあとにしました。

ライアン航空でヴェネツィアへ

ライアン航空は、ヨーロッパ最大の格安航空会社(LCL)で、旅好きな方は利用されたことがある方も多いと思います。

私たちはライアン航空を利用して、ナポリからヴェネツィアへと移動しました。

LCLですが、空港でのチェックインも丁寧に対応いただいたり、遅延も無く、機材も通常の航空会社と変わらない快適なフライトでした。

ヴェネツィア到着

水上タクシーでホテルへ

ヴェネツィアのマルコポーロ空港に到着後、水上タクシーを利用してホテルへ向かいました。

空港に船乗り場があることも、そこからホテルに直接船でアクセスできるのも、ヴェネツィアならではの移動方法で、ぜひこのアクセス方法は経験したい、と旅行前から楽しみにしていました。

水上タクシーの乗り方

空港の到着ゲートを出たら、すぐに分かりやすい案内板で船乗り場への掲示があります。

後はこの通りに歩いて行くだけですので、全く迷うことはありませんでした。

船着き場に着いたら、「水上タクシー」と「水上バス」の2つの乗り場に分かれていますので、それだけを間違わずに進みます。

「水上タクシー」は、◯番~◯番というように掲示板に記載がありますので、その番号付近の船乗り場へ行くと、タクシーのスタッフの方が声をかけてくれます。

行き場所を伝えて、料金を確認すれば、後は船のある場所へ誘導してくれます。

水上タクシーの料金

JWマリオットまではマルコポート空港から160ユーロでした。

確か水上バスの方は、15ユーロ/人 でヴェネツィアまで連れて行ってくれますので当然割高ではありますが、JWマリオットはヴェネツィアから船で20分ほど離れた離島にありますので、ヴェネツィアに着いた後にホテルのシャトル船に乗り換えする必要があります。

水上タクシーであればダイレクトにホテルまで行けますので便利ですし、何よりホテルへの船でのアクセスが本当に非日常的でここでしか体験できない特別なものですので、JWマリオットに宿泊される方にはぜひおすすめしたいアクセス方法です。

JWマリオットヴェネツィアにチェックイン

ヴェネツィアでの宿泊先はJWマリオットヴェネツィアです。

初めてJWマリオットに宿泊したのは、アメリカ滞在中のルイジアナ州ニューオーリンズへの旅行だったと記憶していますが、日本の奈良にも出来たこともあって、数多くあるマリオットブランドでもJWマリオットは大好きなホテルの1つです。

マルコポーロ空港からホテルまで約40分の水上タクシーでの移動はこれまで経験したことのない思い出深い経験となりました。

水上タクシー利用者のみの専用ゲートからホテルへ入っていきます。

今回宿泊したJWマリオットヴェネツィアは、期待以上に素晴らしい体験とサービスを提供していただけたホテルで、別途以下の記事で詳細を残していますので、今後宿泊を検討されている方はぜひ参考にされてください。(現在作成中)

まずはJWマリオットのプールへ・・・

ホテルにチェックインして、まず向かったのはプール・・・。

街歩きよりプールが楽しい娘の願いもあり、早くヴェネツィアに行きたい気持ちを抑えて、水着に着替え泳ぎに行きました。

JWマリオットには大人専用のプールとファミリープールの2個所があり、ホテルの建物から2分ほど歩いて行ったところにあるファミリープールへ向かいました。

きれいなプールで十分な数のプールサイドチェアもありました。

ファミリープールにも関わらず、プールの深さは大人用で140センチ足らずの娘は足が届かない深さです。

娘は幼い時から泳ぎ慣れていて、泳ぐのも好きなので、足が届かないプールでも全く問題ありませんが、この深さでファミリープールなのは一般的にはどうなんでしょう?

それはさておき、水質もきれいで、周りの環境もここがヴェネツィアにほど近い場所であることを忘れる落ち着いた場所で、本当に快適です。

ここがヴェネツィア観光目的でなければ、ずっと1日中ホテルに滞在したい場所でした。

プール以外にも、子供が楽しめるアクティビティがたくさん準備されており、さすがはJWマリオットという充実したサービスでした。(バトミントン・卓球・アーチェリー・バスケットそれにサッカー場まで)

 

夕暮れのヴェネツィアの街へ

プールで1時間ほど遊んで、ついにヴェネツィアの街へ向かいました。

ヴェネツィアの街(サンマルコ広場)へは、ホテルの無料シャトルボートで連れて行ってくれます。

朝の8時半から夜中の12時半まで、毎時30分ごとにシャトルボートはホテルとサンマルコ広場を出ています。

サンマルコ広場

まず着いて向かったのはサンマルコ広場。

もうこの時点で圧巻の光景が広がります。

以前は大量のハトがいたり、ジプシーも多くいたようですが、今は様々な取組みのおかげがどちらも見かけませんでした。

リアルト橋

サンマルコ広場から迷路のようなヴェネツィアの街を歩きつつ、有名なリアルト橋に向かいました。

ヴェネツィアには運河にかかるたくさんの橋がありますが、その中でも最も有名で立派な橋がリアルト橋です。

ちょうど夕暮れ時ということもあり、多くの人で溢れていましたが、夕焼けに雲もきれいなピンク色に色づき、とても美しいヴェネツィアの夕暮れを過ごせました。

Falciani Ristorante Pizzeríaで夕食

夕食はヴェネツィアの路地を歩きながら雰囲気の良さそうなレストランに予約無しで入りました。

「Falciani Ristorante Pizzería」というお店で、とても感じの良い男性ウェイターが迎えてくれました。

担当してくれたウェイターさんも、片言の日本語を交えながら、「かんぱーい」「おいしいですか」と再三声をかけてくれて、本当に楽しい雰囲気で食事がいただけました。

オーダーしたのは、シーフードパスター・ビーフステーキ・ミックスサラダで娘はボロネーゼパスタを頼みました。

シーフードパスタは、魚介類のうまみが出てとてもおいしかったです。

最後にティラミスを食べて、イタリアのお酒「レモンチェッロ」をお店のサービスでいただき、店を後にしました。

帰りもJWマリオットのシャトルボートでホテルへ戻り、少し遅めの就寝をとりました。

 


今日は、午前中ナポリ市内観光と夕方にはヴェネツィアに到着し、夕方のきれいな水上都市を見ることができました。

明日はヴェネツィアの街とヴァポレット(水上バス)を使って離島をまわります。

イタリア旅行の記事一覧

1日目:シンガポールで途中降機

2日目:シンガポールのマリーナベイ散策

3日目:イタリア到着 チンクエテッレ

4日目:チンクエテッレからローマへ

5日目:バチカン美術館、トレビの泉、スペイン広場

6日目:サンピエトロ大聖堂、コロッセオ、フォロロマーノ

7日目:アマルフィ海岸、アマルフィ大聖堂、ポジターノ

8日目:サンテルモ城・サンタキアラ教会、ヴェネツィアへ

9日目:ブラーノ島・ムラーノ島 ヴェネツィア離島めぐり

10日目:サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会とゴンドラ

11日目:ミラノ観光 ドゥオモ・ガレリア

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