テキサス州からの帰路、ルイジアナ州ニューオリンズに立ち寄りました。

ヒューストンからひどい雨に遭遇し、かれこれ６時間のドライブ・・・。

ようやく着いたニューオリンズは、２度目の訪問でしたが、やはり魅力的な街でした。

ニューオリンズについて

ニューオリンズってどんなイメージでしょうか？

• JAZZ
• ケイジャン料理
• マルディグラ

２度ニューオリンズを訪問した経験からは、５０州あるアメリカ合衆国の中でも、ひときわ個性的で、情熱的で、大人の魅力たっぷりな街という印象です。

フランスの植民地だったこともあり、建物、食事、文化にフランスの雰囲気が漂います。

街を歩くだけでも楽しい街です。

Café du Monde

ニューオリンズの名物カフェと言えば「Café du Monde（カフェ・デュ・モンド）」というくらい有名なカフェです。1862年にルイジアナ州ニューオリンズで創業しました。

こちらの四角いドーナツが「ベニエ」です。

ドーナツ自体には味がついていませんので、白い粉砂糖をたっぷりとつけて食べるのがベニエの正しい？食べ方です。

アメリカのしっかりとした甘さのドーナツに慣れていると物足りないと感じるかもしれませんが、むしろ日本人にはこのシンプルで素朴なドーナツの方が合うのでは？と思います。

日本にも以前は支店があった「Café du Monde（カフェ・デュ・モンド）」ですが、２０１８年に撤退していますので、ニューオリンズに来たらマストのお店でしょう。

もう１つの名物がチコリ入りのコーヒー（カフェオレ）。
チコリとはハーブ野菜の一種で、この根を挽き焙煎したものをブレンドしているそうです。

古くはナポレオンの時代から体に良いということで飲まれていたそうで、アメリカでは南北戦争時代にコーヒー豆が入手困難だったことから、チコリを使用したコーヒーを飲むようになったそうです。

今もオープンテラス式のレトロなたたずまいで営業しています。

このためハリケーンが来る時は休みとなることもあるそうです。

店内で食べる他、持ち帰りもできます。

また、「Café du Monde（カフェ・デュ・モンド）」のマグカップなどのお土産も販売しています。

Mardi Gras（マルディグラ）

Mardi Gras（マルディグラ）とは、断食をする前に、がっつりと食べて騒ごうという謝肉祭（カーニバル）です。

フランス語で「Mardi（火曜日）」＋「gras（太った）」という意味らしいです。　英語では「Fat Tuesday（肥沃な火曜日）」。

マルディグラをご存知でない方は百聞は一見にしかず。YouTube動画をご覧ください。

マルディグラ・ビーズ

マルディグラでは、float（フロート、日本では山車）と呼ばれる移動式の山車から大量に色華やかなビーズが沿道の観戦している人に投げられます。これを集めるのがマルディグラに参加する人々の楽しみの１つ。

また、doubloon（ダブルーン）というコインも投げられます。こちらもマルディグラカラーに塗られています。

コインやビーズ以外にも、おもちゃやぬいぐるみ、お菓子なども投げられるそうです。

一昔前は、ハロウィンも日本では有名なイベントではありませんでしたが、今や１０月の１大イベントとなっています。

もしかすると、今後日本でもマルディグラが大きなイベントの１つに加わるかも？（USJあたりが火付け役になる？）

Napoleon House（ナポレオンハウス）

フレンチクォーター（French Quarter）にあるナポレオンハウスは、築２００年という非常に歴史のある建物を使ったニューオリンズを代表するレストランの１つです。

ニューオーリンズ市長ニコラス・ギロッドが１９世紀前半に邸宅としていました。その後、1914年にレストランとして営業を始めています。

ナポレオンハウスという名前は、ナポレオンがセントヘレナ島に幽閉されていた際に、ニューオリンズは彼の救出劇を計画し、ナポレオンを受入れする邸宅として改装したことに由来するそうです。

歴史ある建物ではニューオリンズの郷土料理がいただけます。

食事の味もレストランの雰囲気も素晴らしく、街歩きにつかれた際やランチ・ディナーに最適なレストランです。

French Truck Coffee

こちらのカフェ、まだ新しい感じですが、お店のスタッフの接客がとても親切でした。

車のマークのお店のロゴもかわいく、お店にも入りやすい雰囲気でした。

コーヒーの味もさすがはフランスのコーヒー？おいしかったです。

フレンチマーケット

フレンチクォーター (French Quarter)

ケイジャン料理

ニューオリンズの郷土料理と言えばケイジャン料理です。

ジャンバラヤは日本人にも比較的なじみのある食事ではないでしょうか。

お米を使った料理が多いですので、日本人の口にもよくあいます。

ガンボ

ガンポとは「オクラ」という意味らしいです。栄養たっぷりのスープで胃にも優しい。

シュリンプクレオール

いわゆるシーフードスープ。魚介エキスたっぷりでおいしい！

ジャンバラヤ

日本人に最も馴染みのあるケイジャン料理と言えば「ジャンバラヤ」。

スペイン料理のパエリヤの影響を受けているそうです。米と野菜、肉をメインにタバスコや唐辛子、ニンニクなどで味つけしてあります。

ニューオリンズの街の風景