イタリア旅行9日目
今日はヴァポレット(水上バス)で離島めぐりです。
旅程
今日はヴェネツィアの本島周辺にある離島のブラーノ島・ムラーノ島へ向かいます。
2日目:シンガポール観光 機内泊
3日目:イタリアミラノ到着、チンクエテッレへ リオマッジョーレ泊
4日目:チンクエテッレの村を散策、ローマへ ローマ泊
5日目:バチカン美術館、パンテオン、トレビの泉、スペイン広場 ローマ泊
6日目:サンピエトロ大聖堂、コロッセオ、フォロロマーノ、ナポリへ ナポリ泊
7日目:アマルフィ、ポジターノ ナポリ泊
8日目:サンテルモ城、サンタキアラ教会 ヴェネツィアへ ヴェネツィア泊
9日目:ブラーノ島、ムラーノ島、 ヴェネツィア泊
10日目:サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、ゴンドラ、 ミラノ泊
11日目:ドゥオモ、ガレリア、 帰国(イタリア→シンガポール→日本)
ブラーノ島
最初に訪れたのは「ブラーノ島」です。
ヴェネツィアから14番のヴァポレットに乗って、かれこれ1時間半くらい乗ったでしょうか。
蒸し風呂のようなヴァポレットで、さっそく体力消耗してくたくたになりながらやってきました。
でもそんな疲れた体と心も、街に入ったらカラフルで華やかなブラーノ島に一気に体力を回復してもらえます。
ヴェネツィアとはまた異なる南国の雰囲気の街で、ビビッドな色のかわいい家が島のあちこちで立ち並んでいます。
どうやら漁師が自分の家を分かりやすくするために、華やかな色の家壁としたそうです。
途中土産物屋さんに寄ったりしながら、街を散策してまわりました。
ムラーノ島
ブラーノ島を出て、12番の船に乗り次は「ムラーノ島」へ向かいました。
ブラーノ島とムラーノ島、何とも似た名前で混乱しますが、どちらも本当にきれいな島でした。
ムラーノ島は、「ムラーノ硝子」が特産品のようで、きれいな硝子屋さんが立ち並んでいました。
私達も途中ムラーノ硝子のお土産物屋さんに寄って、お皿をお土産に購入しました。
そこのお店は、どうやら日本のツアーでもよく立ち寄るお店らしく、店主?の男性は日本語を流暢に話されていました。
何でも2年間ほど東京に住んでいたらしく、イタリア人らしい人懐っこさでいろいろ話ししてくれました。
このお店に限らず、イタリアに来て驚いたのは日本語を片言でも話す人の多さ。
もちろん日本人観光客が多い、というのもあるのでしょうが、アメリカや他のヨーロッパに訪れた時にはなかった驚きでした。
硝子屋さんを出て、しばらく島内を散策し、またヴァポレットに乗ってヴェネツィアに戻りました。
プンタ・デラ・ドガーナ
サンマルコ広場前まで戻り、その後1番の船に乗り換えして、サンマルコ広場の対岸にある教会と元税関のミュージアムを訪れました。
元税関の建物と聞いてましたので入ったらびっくり、全く想像と違う現代アートのミュージアムでした。
元税関だった、という建物の雰囲気は残るものの、イタリアでは珍しくエアコンがしっかり効いたきれいな内装の建物でした。
現代アートは斬新過ぎて私には理解ができませんでしたが、何ともユニークなミュージアムでした。
後で調べたところ、この建物は安藤忠雄がデザインして改築したようで、この建物とテラスからの眺めが素晴らしい場所のようでした。
確かに建物は外からも中から見ても、とても洗練されており、安藤忠雄がデザインしたものと知っていれば、もう少し建物を中心に見たのに、と思いました。
また眺めの良いテラスは、2024年8月時点では閉鎖していたようです。
先に下調べをしてから行ったら良かったです・・・。
JWマリオットでプール
昨日に続きマリオットのプールへ。
娘が泳ぐのが大好きで、プールのあるホテルでは必ず泳ぐのが必須となっている我が家です。
家族3人で快適なプールで日中の暑い日差しで火照った体をプールで冷やしつつ、ヴェネツィアからほど近い場所とは思えない静けさの中で、ゆったりとした時間を過ごしました。
途中、フリスビーやアーチェリー、卓球でも遊び、夕暮れ時をヴェネツィアの喧騒から外れた場所で楽しみました。
こんな立派な教会もホテルの敷地内に。
JWマリオットのルーフトップレストランで夕食
プールで遊んだあとは、部屋でシャワーを浴びてルーフトップレストランで夕食をいただきました。
予約無しで行きましたが、思いのほか予約客でいっぱいで、何とか席を作ってもらい食事にありつけました。
オーダーしたのは、オーダーメイド?のグリーンサラダにビーフステーキとアサリのパスタ。
旅行では不足しがちな野菜をしっかりいただけ、ステーキとパスタもおいしかったです。
イタリアでは意外とあまりでなかったオリーブもお酒のあてに提供いただき、おなかがかなり満たされました。
小さな島にあるルーフトップのレストランということもあり、夜風が心地よく、快適に食事をいただけました。
ヴェネツィアの移動手段
水の都ヴェネツィアでは、移動手段はほぼ船となります。
船にも種類があって、大きくは以下の2つに分類できます。
・水上タクシー
ヴァポレットの特徴
ヴァポレットがいわゆる公共交通機関で、一般的な都市で言うバスや電車にあたります。
そのため1番の長所としては、やはり価格となります。
最も安い移動手段で、近くても遠くても1回あたり9.5ユーロと一律料金ですので分かりやすい料金体系です。
一般的な旅行者にとって、移動の足として大活躍してくれます。
1日券 25ユーロ
2日券 35ユーロ
3日券 45ユーロ
最初はどう乗れば良いのか、何番の船に乗れば良いのか、と迷うかもしれませんが、船着き場には次の船が何時に来るといった掲示があったり、運行表やマップもありますので、2~3回乗っていると慣れてきます。
短所としては、非常に混む路線が多いことと、空調が弱いもしくはほとんど機能していない、ということです。
最初に乗った船は、エアコンが壊れていたのか、もう船の中は蒸し風呂状態・・・。
ヴァポレットに限ったことではありませんが、イタリアではエアコンが無いもしくは弱いところがかなり多く、真夏ということもあってこの暑さが一番つらいことでした。
イタリア旅行の記事一覧
1日目:シンガポールで途中降機
2日目:シンガポールのマリーナベイ散策
3日目:イタリア到着 チンクエテッレ
4日目:チンクエテッレからローマへ
11日目:ミラノ観光 ドゥオモ・ガレリア