グランドサークル国立公園トリップ、ホースシューベンド（Horseshoe bend）とレイクパウエル（Lake Powell）の次に向かったのは、モニュメントバレー（Monument Valley）です。
これぞアメリカ西部という風景のモニュメントバレー。久しぶりの訪問でしたが圧巻の風景でした。
モニュメントバレーについて
YouTube動画
モニュメントバレーもYouTube動画を作ってみました。
モニュメントバレーは、映画やCMの撮影にも度々使用されており、これぞアメリカという風景を見ることが出来ます。
グランドサークルを旅行される方は、モニュメントバレーが１番楽しみという方も多いのではないでしょうか。
時間が無く、手っ取り早く「モニュメントバレーってどんな所？」を知りたい方もぜひご覧ください！
アクセス
私達はレイクパウエル（Lake Powell）からアクセスしました。
レイクパウエルから近い有名な「アンテロープキャニオン」にも立ち寄りたかったのですが、まだ閉鎖中でしたので直接モニュメントバレーに向かいました。
レイクパウエルから時間にして約２時間３０分という距離です。
なお、グランドキャニオン（サウスリム）からは約３時間、ラスベガスからは約６時間３０分となっています。
サマータイム
ホースシューベンドやレイクパウエルでもそうでしたが、注意点は夏時間（サマータイム）です。
モニュメントバレーはアリゾナ州とユタ州の州境にあります。
ただ、モニュメントバレーはナバホ族の管轄地で、アリゾナ州内にありながらアリゾナ州と違いサマータイムを導入しています。一方、ユタ州もサマータイムを導入しています。
ややこしいので整理すると、次の通りとなります。
ユタ州：サマータイムあり
アリゾナ州（ナバホ族管轄地以外）：サマータイムなし
このあたりをドライブしていると時間がころころ変わります。
ツアーやレストランの予約をしている場合は、うっかり遅刻ということにならないように気をつけて下さいね。
モニュメントバレー（Monument Valley）について
前述しましたが、モニュメントバレーはアリゾナ州とユタ州の州境にありますが、ナバホ族の管轄地（ナバホネイション）にあり、公園もナバホ族が運営しています。
公園の正式名称は、「Monument Valley Navajo Tribal Park」です。
ナバホ族管轄地は、アメリカ合衆国も公認している独立した場所で、独自の法律もあるそうです。
サマータイム以外に注意したいこととして、ナバホ族の管轄地は飲酒が禁止されています。
このため、ホテルでの提供や売店でのアルコールの販売、提供はありません。
フォレスト・ガンプ・ポイント
映画「フォレスト・ガンプ」に使用された場所で、モニュメントバレーの象徴的な風景が見れることで人気がある場所です。
ただ、南の方からアーチーズ国立公園に向かってドライブしていると、気づかずに通り過ぎてしまうくらい、特に目立った建物や標識があるわけではありませんので注意しながら探してください。
路肩に数台の車が止まれるスペースがあり、人気のポイントですので車が多く止まっていることで気づくかもしれません。
ぜひモニュメントバレーの美しい写真を撮ってくださいね。
ミューリー・ポイント（Muley Point）
モニュメントバレーから、約１時間ほどで行ける穴場の絶景ポイントが「ミューリー・ポイント」です。
アーチーズ国立公園やキャニオンランズ国立公園に向かわれる方は途中で寄ることも可能ですので、ぜひ地図で確認してみてください。
やや道幅がせまい場所や舗装されていない道を通りますが、ここまで運転されて来た方なら問題ないでしょう。
絶壁のような丘を登っていきます。
標識もなく、本当にあっているのかな？という道を走っていきます。
スマホの電波も届かないため、Google MapのGPSや方角などを頼りに最後は向かいます。
駐車場も当然ありませんので、何となくここで良いかなという場所に車を止めます。
遠くにモニュメントバレーも見渡せる絶景ポイントが広がります。
柵などもありませんし、風も強いことがありますので、気をつけて歩いて行ってください。
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まとめ
ビュート（Butte）という残丘がアメリカ西部の象徴的な風景を作り出すモニュメントバレー。
アリゾナ州・ユタ州内にありながら、ナバホ族居留地（ナバホネイション）としてナバホ族が管理運営するという公園でもあります。
人々を魅了してやまないこの地は、今後も変わること無くナバホの人々と共に受け継がれていくことでしょう。
またいつかこの地に戻って来たいと思わせてくれる力を、モニュメントバレーは持っていました。