フランス旅行 4日目 コルマール&エギスアイム&ペルージュ

フランス旅行4日目、今日はコルマールから、「フランスの最も美しい村」にも選ばれているエギスアイムを経て、フランス南東部ローヌ・アルプ地方の街ペルージュに向かいます。

朝食

まずはホテルで朝食です。

昨晩本当においしかった夕食を頂いたレストランです。

運河沿いのレストランなので朝だと水辺の様子が見ながら食事が頂けます。

 

アルザス名物クグロフもあります。

朝から食べ過ぎちゃいそうな食事です。

 

 

ヨーグルトの容器もエレガントな雰囲気

 

 

卵を入れているカゴも良い感じです。

 

とても良いホテルでした。

名残惜しいですが、チェックアウトしてスーツケースを預けてコルマールの街を再度散策に出かけます。

 

コルマール(Colmar)

少し歩いて船に乗り運河巡りをします。

コルマールはイタリアのヴェニスに似た街ということで、プティット・ヴニーズ(小ヴェニス)と呼ばれているそうです。

昨日は歩いて街を散策しましたが、船からの景色はまた違う視点でコルマールの街を楽しめます。

乗船場。6ユーロでした。10歳未満の子供は無料。

私たちは宿泊していたホテルで乗船券を購入し、少しですが安く買えました。

 

天気も良く風もないので、ゆったりと快適にコルマールの街を楽しめます。

船頭さんは女性の方、英語でコルマールのことなどを解説しながら船を進めます。日系企業で25年も働いている方らしいです。

船に一緒に乗っていたタイから来たご家族も日本に10回も旅行したことがあるらしく、思わぬ所で日本とのつながりのある方々と会えました。

 

私たちの宿泊したホテルも船から見えました。

写真奥の木骨組みの建物です。

あの建物の屋根裏部屋でした。

 

船は途中こんなに低い橋の下もくぐります。

みんなで頭をかがめて橋の下を通ります。

約30分ほどの船からのコルマールの街めぐり、とても気持ちの良い時間でした。

 

街歩きに戻ります。

途中道に埋め込まれている自由の女神のプレートを発見。

なぜフランスのコルマールで自由の女神?

実はニューヨークにある自由の女神はフランスが寄贈したものですが、デザインしたのはコルマール出身のバルトルディという人らしいです。

彼の生家が美術館になっています。

私たちは残念ながら時間がなく行けませんでしたが、アメリカとフランスをつなぐ自由の女神、気になりました。

 

コルマールを出ないといけない時間になったので、スーツケースをホテルでピックアップして車に向かいます。

途中旧市街の方を振り返ると虹が!

この街に宿泊してゆっくりと散策出来たことはとてもよかったです。

良い街をホテルを予約してくれた奥さんに感謝。

 

エギスアイム(Eguisheim)

コルマールを出てエギスアイムという街に立ち寄りました。

この街はコルマールで会った日本人(以前コルマールに住んでおられたとか)の方に教えて頂いた街。

コルマールから近い小さいが綺麗な街です。

エギスアイムの地図。ここもぐるっと城壁?に囲まれた円形の街です。

 

ヨーロッパ花の街コンクールで金賞を受賞した街とのことです。

 

エギスアイムはアルザスワイン発祥の街としても知られています。

ローマ人がアルザスで最初にブドウの株を植えた街でもあるようです。

日本ではまだアルザスはワインの産地としてあまり有名ではありませんが、ボルドー・ブルゴーニュと並ぶフランスの有数のブドウ産地です。

アルザスは白ワインのブドウの産地で、リースリングやミュスカなど辛口の白ワインが多く作られています。

ヨーロッパと日本とのワインの関税が下がったというニュースもありましたが、今後日本でも注目されるワインの産地になることだと思います。

 

 

「フランスの最も美しい村」としても選ばれています。

 

プリッツェルの看板

 

 

時間が十分なかったのでゆっくり出来なかったが、さすがは様々な賞を受賞している街。

花の咲く季節はさらにきれいな街だろうな、と想像しながら次の街のペルージュに向かいます。

 

ペルージュ(Perouges)

楽しかったアルザス地方にもお別れして、今晩のホテルがあるペルージュという街に向かいます。

なんと高速道路を走って4時間もかかります。

朝ホテルでしっかり食べましたので、昼は車内で簡単に済ませます。

アルザス名物クグロフです。

 

4時間しっかりと走って、ローヌ・アルプ地方のペルージュに着きました。

着いた頃には、すでに日も落ちてナビだけが頼りです。

ナビの指示通りに目的地の今夜のホテルに向かいます。

あたりは街灯も少なく、何やら狭い道をどんどん登っていきます。お城の様な門をくぐり、石畳の道に変わります。

もはや歩いている人はおろか、車も走っていません。

本当にこんなところにホテルが?と不安になりましたが、何となくホテルの受付らしい明かりの点いた建物を発見。

無事チェックインし、部屋まで案内頂けました。

ホテルの客室は受付とは別の建物にあり、石畳の道をスマホのライトを点けながら歩いていきます。

鉄の扉を開け、石の螺旋階段を登ると、客室に入る前に中世の雰囲気をそのまま残したような応接間があらわれます。

応接間を通り過ぎ、さらに階段を上ったところに私たちの部屋がありました。

部屋も中世のお城のひと部屋といった雰囲気を残しつつも、クリーンで広く快適です。

 

夕食 @ Perouges

私達しか泊まっていないような雰囲気でしたが、他にも何組か宿泊されていたようです。

少し安心。

夕食もホテル内のレストランでとることが出来ました。

レストランに入るとメイド姿の女性が数名おられました。

お客さんは私達以外に1名だけおられましたが、後から何組か来られました。食事だけ食べに来られた雰囲気の方もおられました。

 

食事内容は驚きのフルコースです。

きれいな器に入ったオリーブ。

ワインで乾杯。

 

フォアグラ。こちらは奥さんの方の前菜。

 

私の方もフォアグラです。

なんと好き嫌いの多い娘がこのフォアグラを気に入り、半分くらい食べられました。

メインが来るまでに食べたパンもおいしい・・・。

 

奥さんの方のメイン、牛ステーキ。

 

私の方はチキンに、名前を忘れましたが柔らかい食感のきのこ添え。

 

チーズは好きなものを、好きなだけ。

 

デザート。私はすでにこの時点でお腹がいっぱいでフルーツだけを選択。

 

ただ、この後にペルージュ名物の砂糖菓子「ガレット・ド・ペルージュ」が登場。

薄いパイの様なお菓子で、ホテル特製のクリームを付けて食べます。

甘さ控えめでおいしい、ですが、このあとしばらく席を立てないほど満腹になりました・・・。

昨晩に続き、さすがフランスとうならされた食事をお腹いっぱい頂けました。

 

フランス4日目は以上です。

5日目に続きます。明日はフランス第2の都市、食の都「リヨン」に向かいます。

 

 

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