イタリア旅行11日目
とうとうイタリア旅行も今日が最終日です。
フライトの時間までわずかですが、ミラノを少しだけ観光します。
旅程
午前中ミラノのドゥオモとガレリアを散策し、その後帰国のためマルペンサ空港に向かいます。
2日目:シンガポール観光 機内泊
3日目:イタリアミラノ到着、チンクエテッレへ リオマッジョーレ泊
4日目:チンクエテッレの村を散策、ローマへ ローマ泊
5日目:バチカン美術館、パンテオン、トレビの泉、スペイン広場 ローマ泊
6日目:サンピエトロ大聖堂、コロッセオ、フォロロマーノ、ナポリへ ナポリ泊
7日目:アマルフィ、ポジターノ ナポリ泊
8日目:サンテルモ城、サンタキアラ教会 ヴェネツィアへ ヴェネツィア泊
9日目:ブラーノ島、ムラーノ島、 ヴェネツィア泊
10日目:サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、ゴンドラ、 ミラノへ ミラノ泊
11日目:ドゥオモ、ガレリア、 帰国(イタリア→シンガポール→日本)
ドゥオモ
ミラノの観光と言えば、外せないのがこちらのドゥオモ。
この旅行で数多くの美しい建造物を見てきましたが、こちらも圧巻の大聖堂です。
フライトまでの時間がなく、外観だけを足早に見るのが残念でしたが、短い時間でも実物を見れて良かったです。
Duomo di Milano – Official Website (duomomilano.it)
ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世
ドゥオモのすぐ隣にある「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」
こちらもミラノの有名観光スポットで、ガレリア(アーケード)=ショッピングモールです。
ナポリのガレリアにも行きましたが、より有名なのはこのミラノのガレリア。
高級ブランドショップのPLADA、GUCCI、VITTONといったお店が軒を連ねています。
結婚されるカップルの撮影もされていました。
マルペンサエクスプレスで空港へ
行きにも使ったマルペンサエクスプレスという空港までの電車で移動です。
こちらも国鉄のTRENITALIAのWebサイトで予約が可能です。
この旅行中、何度もTRENITALIAの遅延に遭遇しましたが、最後の最後にもまた問題発生するとは。
9時55分発のマルペンサエクスプレスを予約していたのですが、なんと1分前にホームに来たにも関わらず電車は出て行ってしまいました・・・。
他にも同様に乗れなかったお客さんが数名。
指定席の特急列車なら1分前に乗車締め切ることは理解していましたが、マルペンサエクスプレスは早そうな名前ですが全車両座席指定はない在来線です。
遅刻常習犯のTRENITALIAで、まさかの発車時刻より早い出発なんて・・・。
ミラノ中央駅には予定の電車に間に合う時間に来たのですが、まず1つ目の誤算は改札でご丁寧にスマホのQRコードをかざしてあげるよ、と駅の係員が対応してくれたのは良いのですが、操作にもたついてここで時間をロス・・・。
次にマルペンサエクスプレスは広いミラノ中央駅の中でも2番線と少し離れた場所にあったこともあり、そこまでスーツケースを持ってダッシュする羽目に。
極めつけは、2番線の前で再度の切符の提示を求める係員・・・。
なぜ空港までの指定席無しの列車への乗車で、改札も通っているのに2度のチェックする必要がある?
ようやく2度の関門を通過して、電車はまだ止まっていたものの、扉を開けるボタンはすでに「レッドシグナル」で開かず・・・。
空港の混雑状況も分からない中で、まさかの狙っていた電車に乗れず、次の電車は30分後とは悪夢でした。
イタリアの電車は遅れることで有名ですが、早く出たりもしますので本当に注意が必要です。
結局、最初から最後までイタリアの電車には振り回された旅行でした。
シンガポール航空で帰国
マルペンサエクスプレスの乗車は遅れたものの、その後に来た電車は定刻通り空港駅に到着し、何とか飛行機の出発時間の1時間40分前にカウンターでチェックインを行いました。
マルペンサ空港ラウンジ
スムーズにチェックインができましたので、少しラウンジに立ち寄りました。
席はゆったりしていますが、食事は特に特筆すべき点がないラウンジです。
それでも搭乗時間までゆっくりとくつろげるのは助かります。
帰りもシンガポール航空でのフライトです。
行きもそうでしたが、シンガポール航空(SQ)でのフライトかつビジネスクラスですので、搭乗すること自体が楽しみです。
電車を中心にトラブルもあった旅行ですが、ここまでくれば安心です。
シンガポール経由の長距離フライトですが、フルフラットになる機内でおいしい食事とお酒をいただきながら帰国します。
機内の食事(ランチ)
13時過ぎのフライトでしたので、離陸後ベルト着用サインが消えると早速ランチの提供が始まりました。
食前酒にシンガポールスリング
シンガポールのお酒と言えば「シンガポールスリング」です。
有名な「ラッフルズ・ホテル」のロングビーチで生まれたカクテルで、南国のリゾート気分を味わえる見た目と味です。
メニューには表示がなかったと思いますが、CAさんに頼むと持ってきてくれました。
サテ
シンガポールの焼き鳥?と言っていいんでしょうか。
往路でもいただきましたシンガポール名物の食事です。
お酒によくあいます。
たこのサラダ
たこを薄く切ってハムのように食べやすくしたサラダでしたが、薄いながらもタコの弾力もありおいしかったです。
欧米ではあまりタコを食べないので、欧米の方はこのサラダ食べれるのかな?と余計なことを考えながら、ペロッといただきました。
シーバスとたこのメインディッシュ
またもタコですが、メインは牛肉やチキンなどから選べます。
私はシーフード好きですので、こちらをセレクトしました。
いちごのソルベとフルーツ盛り合わせ
デザートは4種類から好きなだけ選べるタイプでした。
選んだのはいちごのソルベとフルーツ盛り合わせ
ランチでしたが、しっかりとしたフルコースでいただきました。
娘は大好きなチョコレートのデザート。
往路のシンガポール→イタリア路線は深夜便でしたので夕食はスキップしましたが、復路はしっかりといただきました。
チャンギ空港での乗り継ぎ
チャンギ空港では乗り継ぎが約5時間あり、ゆっくりとラウンジで過ごしました。
往路に続いてビジネスクラス搭乗者のみが利用できる「シルバークリスラウンジ」の利用です。
世界中のいろいろな空港のラウンジを利用させてもらいましたが、これだけ充実したラウンジもあまり無いかと思います。
シンガポール→関西空港
チャンギ空港のシルバークリスラウンジでゆっくりと過ごした後、「シンガポール→関西空港」のフライトに搭乗しました。
この旅行で4度目のシンガポール航空のビジネスクラスですが、これが最後のフライトです。
今回の旅行では、イタリアまでの長距離フライトをビジネスクラスにしましたが、本当に快適に過ごさせていただきました。
やはりSQ(シンガポール航空)はサービスも良いですし、機材も快適で、旅行の目的の1つになりうるフライトでした。
帰国便でもおいしい食事をいただいて、関西空港までの6時間のフライトもあっという間に過ぎてしまいました。
旅を振り返って
初めてのイタリア訪問でしたが、想像以上に充実した旅行ができました。
イタリアの見どころの多さ、料理のおいしさ、人懐っこい明るいイタリアの人々、どれも欠かすことのできない思い出を刻んでくれました。
見どころの多さという意味では当然ながら一度の訪問では周りきることは出来ず、今回は主な観光スポットを中心とした旅行でしたので、次回イタリアに来る時は今回見れなかった北部を中心に旅行するのも良いかと思っています。
娘が熱中症?になったり、度重なる電車の遅延に巻き込まれたり、エアコンの無い常に暑さと対峙した移動など、いろいろとトラブル・困難もありましたが、海外での個人旅行ですので、こういったことも後々になれば思い出として深く記憶に残り、家族での楽しい会話のネタとしてずっと話せるものと思います。
あと印象深いのは、旅先で出会ったイタリア人が本当に感じの良い人が多かったこと、片言の日本語で話しかけてくれるお店やホテルの方が多かったこと、など好印象が最終日まで続いたというのは、今回の旅行を楽しく思い出深いものにしてくれた大切なピースであったのは間違いありません。
いつかまたイタリアに再訪できることを今から願っています。
イタリア旅行の記事一覧
1日目:シンガポールで途中降機
2日目:シンガポールのマリーナベイ散策
3日目:イタリア到着 チンクエテッレ
4日目:チンクエテッレからローマへ
11日目:ミラノ観光 ドゥオモ・ガレリア