ラスベガスでは「ザ・コスモポリタン(The Cosmopolitan of Las Vegas)」ホテルに3泊しました。
設備、部屋、レストラン、サービスとどれをとっても大満足なホテルでした。
ザ・コスモポリタン
古いホテルが多いラスベガスのホテルでは新しいホテルで2010年開業。
いくら改装をしていても、古いホテルは所々で利便性の悪さを感じることが多いというもの。
歴史あるホテルも好きですし、レトロな感じや趣きの深さというのが良いホテルも良いのですが、ラスベガスという街ではそういうタイプのホテルではなく、斬新で洗練されたホテルを私は期待してしまいます。
その点でもコスモポリタンは素晴らしかったです。
ホテルのロケーション
メイン通りのストリップ通り沿い、ベラッジオのすぐ隣という好立地のロケーションに位置しています。
大きなホテルが多いラスベガスですので、少し外れた場所にあるだけでも、結構目的地まで歩くということがあります。
車で移動する旅行ならよいのですが、街で遊ぶタイプの旅行の場合はロケーションも重要ですね。
ロケーションのことではありませんが、駐車場代が無料というのも大きなメリットの1つだと思います。
私達のようにラスベガスから車でデスバレー国立公園やヴァレーオブザファイヤー州立公園など、周辺の公園をまわったりする方はホテル内の駐車場にとめておく必要がありますが、こういった街なかのホテルの駐車場は結構高額な駐車場代が掛かることがあるので、車で来られる方やレンタカーを借りて旅行される方にとっては助かるポイントですね。
部屋
コスモポリタンも他のホテル同様に非常に客室数の多いホテル(3000室)で、「チェルシー棟」と「ブルーバード棟」という2つの建物に分かれています。
おそらくチェックイン時に希望を言えば、可能な限り希望する建物の部屋を割り当ててくれるはずです。
「チェルシー棟」は朝食のレストランとして使うことが多い「Wicked Spoon」があるためエレベーターで降りたらすぐ、というのが特徴です。
「ブルーバード棟」は「momofuku」や「eggslut」など、レストランフロアがありますので、こういったレストランを利用したいという方は「ブルーバード棟」の方が便利です。
カジノは2つの棟の間にありますので、どちらでも大きな違いはありません。
このホテルの部屋で最も良かったと思うのは大きなバルコニーがある所です。
多くのホテルがあるラスベガスですが、バルコニー付きのホテルはコスモポリタンだけ、ということでホテルの部屋でもゆっくりしたい、という方には最適なホテルです。
上の写真はそのバルコニーからの眺めですが、ベラッジオやパリスホテルのエッフェル塔・凱旋門、そしてメイン通りのストリップがよく見渡せます。
バルコニーも余裕の広さで、お酒を飲みながらベラッジオの噴水ショーやラスベガスの夜景を楽しめるといった過ごし方もできます。
全室50㎡以上の大きな部屋で、大きなソファーも設置
全ての部屋がスイートルーム仕様となっています。
バスタブはジャグジー付き
1日遊び疲れた時にお湯をためてゆったりと肩までつかれる、というのも日本人にとってはうれしいポイント。
シャワールームもバスタブとは独立しており、なおかつ座ることもできる余裕のある広さ
壁のタイルも良いです。
洗面台もダブルシンク
「ひろせ?」「広瀬?」どういうこと?
コスモポリタンホテルでは、スマホのText(ショートメッセージ)を通じてタオルの交換など、ホテル側とのやり取りを行うことができます。
部屋のテレビに上の写真にあるように「HIROSE」と映っているので、生粋の日本人である私達家族は、もう頭の中が「広瀬」という変換で何のこと?としばらく意味が理解できませんでした。
実はこれ「Hi! Rose!」という意味だと知ったのは宿泊してしばらくたってからです・・・。
レストラン
ホテル内には多くのレストランがあります。
Wicked Spoon
他のホテルにも泊まっている人も訪れるラスベガスでも人気のビュッフェレストラン。
種類も豊富で誰もが満足する内容となっています。
席数も多くとても広いレストランですが、朝は開店前から長蛇の列となっていました。
エッグベネディクト
チーズやオリーブも
別料金でスパークリングワインやカクテルも朝から飲めるようでした。
カニ
いろんな人種の人に人気のようで、みんなお皿に大量のカニを載せて食べてました。
朝からお寿司のコーナーも
中華料理の種類も豊富
特に充実していたのがデザート
子供は選び放題、トッピングのせ放題のアイスクリームに大興奮でした。
その他のレストラン
日本食あり、中華ありと何でも揃うフードコートのようなたたずまいのレストランフロアー。
有名店の「momofuku」や「eggslut」などのレストランも入っていますので、コスモポリタン以外のホテルに宿泊している方も食事に来ているのかと思います。
アイススケート
期間限定ですが、ホテル内でアイススケートリンクもありました。
事前予約無しで当日直接行って靴やヘルメットも借りられました。人が多くなってくると入場制限があるようですので、ホリデーシーズンは夜は早めの時間が良さそうです。
アイススケートのあるフロアーからもベラッジオやパリス・ラスベガスなどの夜景が目の前に見えてとてもきれいです。
こちらは冬季は閉まっているプール
その他のホテル内施設
大きなシャンデリアがあるラウンジ、その名も「シャンデリア(The Chandelier)」
コスモポリタンの有名ラウンジです。ぜひシャンデリアでカクテルを・・・。
「チェルシー棟」と「ブルーバード棟」を結ぶホテル内の通路
マリリンモンローと虎
なんかしっくりくる組み合わせ・・・。
エルビスプレスリー
マリオット特典
全くマリオット系列ホテルの雰囲気がないコスモポリタンですが、実はマリオットのオートグラフコレクションというブランドの分類にあたります。
チェックイン
マリオットのプラチナ会員以上は通常のチェックインカウンター横の専用カウンターで手続きを行えます。
早朝・夜間は閉まっているようです。
朝食レストラン
ビュッフェレストランの「Wicked Spoon」でマリオット会員の特典がありました。
ゴールド、プラチナ、チタン会員の方はこれらの特典が受けれます。
- 優先入場
- 割引
ホリデーシーズンはレストラン開店時間から大混雑で、開店前からすでに長蛇の列が出来ていたのですが、マリオットのゴールド会員以上ですと優先入場できますので、ほとんど並ばずに入ることができます。
このおかげでかなりの時間短縮となりました。
「Wicked Spoon」は事前に支払いをしてからレストランに入るため、余計に入るのに時間がかかるのでしょう。
朝から並ぶのもしんどいですので、マリオット会員の方はアプリなどで会員クラスを提示できるものをお忘れなく。
コスモポリタンホテルの動画
コスモポリタンの部屋やレストランについて、動画の方にもまとめてますのでご覧ください!
ラスベガスは魅力的なホテルが多いですので予約する時に迷ってしまいますが、宿泊料金とともに、何を優先するかを考えて、楽しい旅行をして来てください!