2021年9月、アメリカの紅葉を主な目的にニューイングランド地方への旅行を計画しました。
マサチューセッツ州のボストンを起点にレンタカーを借りて、バーモント州・ニューハンプシャー州の紅葉スポットをまわります。
ボストンにも2泊して市内を散策します。
バーモント州・ニューハンプシャー州をまわった後は、ボストンに戻りそこからシカゴに飛び、シカゴでも2泊してシカゴ市内を散策するというプランです。
全ての旅程
- 1日目:アトランタ→ボストン移動 ボストン市内観光(ハーバード大学・ボストン美術館など)
- 2日目:ボストン市内観光(フリーダムトレイルを歩きながらボストン散策)
- 3日目:ボストン→バーモント移動(バーモントテディーベア、Ben&Jerryアイスクリーム工場)
- 4日目:バーモント州ストー(マンスフィールド山でトレイル、トラップファミリーロッジ)
- 5日目:バーモント州→ニューハンプシャー州移動(カンカマガスハイウェイ)
- 6日目:バーモント州ホワイトマウンテン(ホワイトマウンテンルートドライブ・カンカマガスハイウェイ)
- 7日目:ボストン空港→シカゴへ(シカゴ市内観光)
- 8日目:シカゴ市内観光(オークパークでフランクロイド建築見学、シカゴ美術館)
- 9日目:シカゴ市内観光 シカゴ→アトランタへ(帰路)
2日目の旅程
- 2日目:ボストン市内観光(フリーダムトレイルを歩きながらボストン散策)
2021年秋の旅行2日目です。
今日はホテル近くのボストンコモンという公園から始まる「フリーダムトレイル」を歩きます。
フリーダムトレイルはボストン市内の観光名所を見て歩くのにちょうどよく、全て歩いても全長4キロですので、長さもそんなに長くありません。
もちろん全て歩く必要もなく、途中で道を外れるのも自由です。
途中消えているところもありますが、トレイルの道標があり分かりやすくて便利です。
【2日目の旅程】
- ボストンコモンからフリーダムトレイルスタート
- 州議事堂や旧州議事堂(Old State House)、ファニエルホール
- North End で昼食(Neputune Oyster)
- North End のカフェ(Modern Pastry)で休憩
- ポールリビアの家、オールドノース教会
- ビーコンヒル
- パブリックガーデン
- ノースエンドのイタリアンレストランで夕食(The Daily Catch North End)
ボストンコモン
ボストン市民の憩いの場ボストンコモン。
50エーカーの敷地に皆さんランニングをしたり、椅子に座って読書をしたい思い思いの時間を過ごしています。
鳥だけではなくリスも たくさんいました。
ちょうど私たちが訪問した日は、クラッシックカーの展示会が開催されており、かっこいいレトロな車を多く見ることができました。
皆さん丁寧にメンテナンスされているようで、外装はピカピカでした。
キューバで乗ったクラシックカーを思い出します。(キューバはこういったアメリカのクラシックカーがタクシーのように未だに気軽に乗れてしまう国です。)
フリーダムトレイル沿いの名所
Omni Parker House Hotel
1850年代に建てられた歴史あるホテルで、歴代大統領など政治家がボストン訪問時に使用されていたホテル。
外から見るだけでも雰囲気ありますね。
オールドコーナー書店
文豪たちが集ったという書店。
現在はメキシカンのファーストフード店。
旧州議事堂(Old State House)
ボストン最古の公共建築物。
現在の州議事堂はビーコンヒルに移転(といっても1798年に移転)
またこの州議事堂はアメリカ独立の引き金ともなった「ボストン虐殺事件」の現場でもあり、この場所が地面に記されています。
サミュエル・アダムス
アメリカ独立に大きく関与した政治家のひとりがサミュエル・アダムスです。彼はアメリカ独立の後にマサチューセッツ州の知事にもなっています。
サミュエル・アダムスの像がファニュエルホール前に威風堂々と立っています。
私はサミュエル・アダムスと言えば、ボストンのラガービールのイメージしかありませんでした・・・。
サミュエル・アダムス(ビール)はハーバード大学を卒業してコンサルティングをしていた方が始められたクラフトビールとのこと。
私もこのビール大好きで、ボストンに来る前からスーパーで買ってよく飲んでました。
ビールのサミュエル・アダムスは本場のボストンでは当然大人気。
ブリュワリーツアーもあるそうですので、ビール好きの方はぜひ。
Public Market
比較的新しいマーケットで、中ではシーフードやベーグル、雑貨などが販売されています。
ポール・リビア
アメリカ独立の英雄のひとりポール・リビア
有名な「ボストン茶会事件」にも参加している人物だそうです。
「ボストン茶会事件(Boston Tea Party)」とは、サミュエル・アダムスやポール・リビアといった急進派がイギリス本国の高額な税金に反対して起こした事件です。
イギリス政府から容認されイギリス東インド会社が独占的に取り扱っていた紅茶の箱(積荷)を、船に乗り込み海に投げ捨てたということから「ボストン茶会事件(Boston Tea Party)」という名前がついています。
Neptune Oyster
早めの昼食はシーフードのレストランが多いボストンでも有名店の1つ、「ネプチューンオイスター(Neptune Oyster)」。
開店は11時ですが、20分ほど前から並びました。
すでに多くの人が待っていましたが、このタイミングを逃すともっと人が増えるし、開店直後なら多少並んでいてもすぐに席につけるかもしれないと思いました。
牡蠣のメニュー
1個からオーダーできます
日本の牡蠣と比べると小ぶりな感じですが、味は新鮮でおいしかったです。
こちらもボストン名物ロブスター
上の写真はメキシカンのタコスにロブスターが乗った「ロブスタータコス」
ボストンのシーフード料理と言えば、まずはクラムチャウダー
Modern Pastry
シーフードを食べると、甘いものが食べたくなる?ということで同じノースエンドにあるスイーツのお店へ
見た目と異なり、甘さ控えめでおいしかったです。
The Daily Catch North End
ぜひボストンに行かれた際はおすすめしたい料理がイタリアンです。
なぜかイタリアの移民が多いそうで、このノースエンドにも多くのイタリアンのお店が軒を連ねます。
私達が行ったお店は「The Daily Catch North End」
こちらも予約不可のお店で、やや早めの夕食の時間に行きましたが、20分ほどお店の前で待ちました。
私はイカ墨のパスタ
妻と娘はトマトベースのシーフードパスタを食べました。
どちらも「絶品!!」の一言。おそらく過去に食べたイタリア料理(パスタ)で最もおいしかったのではないかと思えるパスタでした。
North Endのお店は予約ができませんが、系列店がボストン市内にあり、こちらは予約可能な様です。
またNorth Endのお店はクレジットカード不可で現金決済のみでした。
ビーコンヒル
フリーダムトレイルを歩いた後は、ボストンの高級住宅街「ビーコンヒル」に向かいました。
建物も統一感があり上品で、雰囲気の良さが写真越しにも感じられるのではないかと思います。
ビーコンヒルの中でも特に有名なのが石畳の「エーコン通り」
写真撮影している方も多くいました。
パブリックガーデン(Public Garden)
ビーコンヒルを散策した後に、パブリックガーデンという公園に行きました。
パブリックガーデンはボストンコモンに隣接する大きな池のある公園で、とてもきれいで落ち着く公園です。
YouTube動画
ボストン市内を車と徒歩で散策した動画です。
【ボストン市内ドライブ】
【ボストン市内散策フリーダムトレイル・ビーコンヒル】
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